本記事では、プログラムの動作形式により、様々な形式がありますので、それを解説します。
スタンドアローンとは、機器やソフトウェア、システムなどが、外部に接続あるいは依存せずに単独で機能している状態のこと。
つまり、単独の実行ファイルのみで起動し、ネットワークなどを介さず単独で動作できるプログラムとなる。
作りはシンプルで、プログラムのエントリポイント(最初に実行されるモジュール)から起動し、処理が完了するまで動作する。
プログラムの実行は、実行形式ファイル(.exe)を直接実行することで動作します。
初心者がプログラムを作る場合は、この形式が一番わかりやすいです。
サービスプログラムとは ユーザーのセッション(ログオン・ログオフ)とは切り離して長期間実行するプログラムで、OSの起動時に自動起動させることが可能、また、サービスの管理から停止・再起動・自動起動設定をすることが可能です。
常駐型プログラムとも呼ばれ、普段は待機しており、サービスに対しての要求が来た場合に処理を行う作りのプログラムです。
普通にPCを使っていると意識しませんが、OS関連のプログラムとかは大体この形式で動いています。
Windowsであれば、タスクマネージャから確認できます。
Webプログラムとは、クライアントのブラウザ上で動作するプログラムと、サーバ側で動作するプログラムが連携して処理を実行するプログラムです。
クライアント・サイドとサーバ・サイドでプログラム言語も違っており、それぞれの言語をマスターする必要があります。
クライアント・サイドは、JavaScriptや、HTMLのようにウェブブラウザで動作することが前提となっております。
サーバ・サイドは、PHP、Javaなどのプログラム言語で記述し、ウェブブラウザ側からの要求に対して動作する前提となります。
Webプログラムは、クライアント・サイドからの要求に対して処理し、応答をクライアント・サイドに返却し、結果を表示するなど、Webプログラム独自の設計が要求されます。
今現在は、Webプログラムが全盛時代なので、プログラマーを目指すならWebプログラムは習得しておいた方が良いでしょう。