ギフテッドはIQが普通の人より高い為に、思考方法、性格の違いにより生きづらさを感じています。
今回は、ギフテッドが成功する為の方法を記載しようと思う。
もちろんギフテッドには色んなタイプが居るが、自分と同系統のタイプであれば、社会的に成功する事が出来ると思う。
というフレーズを聞いた人が多いと思う。
これについては色んな意見があるが、一部、高度な技術的な会話については実際に発生しうる問題である。
日常的な会話や、雑談については当てはまらないが、高度な技術的会話については一般的なIQの人と高IQの人では理解の仕方が異なる為、会話が成り立たない事が多々ある。
尚、日常的な会話や雑談は、深いレベルを要求しない会話である為、高IQ側も深く考える必要もなく、必然的に会話が成り立つ。
高IQの性格特性においては、ユングのタイプ論における、直観型の割合が非常に高い。
一般人が感覚型に対して、高IQは直観型の人間となっており、この事が会話が成り立たない要因になっている。
具体的に言うと、高IQの人は脳内のプロセスで、言語化されていない状態で思考(イメージ思考)していることが多く、正しい結論が出せてもそれを言語化する事が難しく、説明不足に陥りがちになる。
高IQ同士の会話では、言語化部分が省けるか、一部の言語だけで通じる為、会話が楽になる。
これは自分の社会人時代の経験であるが、当時はプログラマーの仕事をしており、自分はプログラム作成やプログラムのバグを見つける事が得意であった。
仕事上の上司からは「XX君の言っている事がほとんど合っているが、何故だか分からない。」と言われていた。
この時は気に留めていなかったが、優秀な後輩に言われた事で目が覚めた。
「XXさんは、説明が足りてないからみんな解らないんだ。」
この後輩は自分の目から見ても優秀で、想定IQは120ぐらいはあった。
これは持論であるが、普通の人の理解する範囲と高IQの理解する範囲には大きな違いがあると感じている。
高IQは物事の仕組みや成り立ちまで遡り、物事の本質を理解し、そこから過去、未来、応用法まで理解するのに対して、普通の人は、物事の意味や活用法ぐらいしか理解していないと感じている。
成功する為に最も必要な事は、結論に対しての言語化能力の向上である。
普通IQの人とは思考方法が全く異なる為、自分の思考方法を標準の思考法だと思い込んではいけない。
普通IQの人が解るレベルまで言語化出来るようになると、自分の思考が普通の人にも理解できるようになり、どんどん社会的に認められていく。
また相手の理解範囲の認識を意識する事も必要。
相手が高度な理解ができるのであれば、それを前提として会話をする事で周囲のわだかまりが解けていく。