Categories: 心理学

定型発達と発達障害の見え方の違い

定型発達者と発達障害の人では、ものの見え方が違う。

定型発達者(いわゆる普通の人)と発達障害(アスペルガー症候群)の人では、脳の部位の発達度合が違う為、見え方が異なるという事が言われている。
具体的には、定型発達者は共感能力を司る部分の発達が発達障害者に比べ発達。
発達障害者は、共感能力が発達していない代わりに論理的思考が発達している。

よく言われる、アスペルガー症候群は人の気持ちが理解できないというのはここから来ている。

この違いにより、定型発達者は見るものを擬人化してみる傾向があり、発達障害者はみるものをそのまま捉える傾向がある。

今日、YouTubeで有名なバレーダンサーの動画を見て

今日、YouTubeでバレエのJorge Donnのボレロを見てふと思った。
ボレロはクラシックの音楽で、同じパートが延々と繰り返される音楽。
それに振り付けで、有名なバレーダンサーが踊るのだが、コメントを見ると美しい・感動した、セクシーなど、いろいろな事がコメントされている。

ここでもし発達障害者が見たらどんな感想になるのだろう。
動画は、繰り返しの音楽に合わせて、よく分からない踊りを延々とするだけである。
発達障害者から見たらただの滑稽な踊りなのだろうか?

バレエやフィギュアスケートスケートの演技とか、審査員や評論家という権威が勝手に評価しているだけである。
そして権威バイアスにより、一般の人の多くが良いものだと思い込む。
このようにして芸術のビジネスが成り立っている。

発達障害の人には、擬人化する能力が弱い為、ありのままを見る。
ありのままを見た結果、良くわからん踊りをしているなぁと感じるだけなんだろう。

よくわからない事を書いたが、ふと気になったので書いてみた。

bassmania

メンサ会員 IT系企業に20年以上従事。 プログラミング・インフラ系エンジニア