瞑想を行う事で、考える力である流動性知能が23%も向上することが、ハーバード大学の教授により報告されています。
IQを23%高くする、たった1つの習慣
https://www.lifehacker.jp/2017/06/170626_raise_your_iq.html
ちなみに「流動性知能」は、パターンの認識、新たな問題の解決、理論的思考ができる能力です。知識量ではなくて、創造力、認知力、洞察力などが問われます。
学術誌『Consciousness and Cognition』に発表された別の研究によれば、1日20分間の瞑想を4日間続けただけで被験者の記憶力や認知力の向上、さらにストレスレベルは低下しました。中でも注目すべき研究データは、瞑想した被験者のグループは記憶力を使うテストで他のグループより10倍も高い点数を取ったことです。
瞑想した被験者はIQが高くなっただけでなく、1年後に実施された追跡調査によりその効果が持続していたことがわかりました。さらに、創造力、集中力なども向上していたのです。
簡単な瞑想のやり方を解説します。
【呼吸瞑想法】
これは、自分の呼吸に意識を合わせる瞑想法です。
瞑想のコツは、瞑想中に発生する雑念(勝手に頭が考える事)を無理やり呼吸に意識を切り替えて、とにかく雑念をなくす事です。
では、具体的なやり方ですが、
————————- 準備 ————————-
①椅子に座るか、床に座って、背筋を伸ばす。
②手はお腹の前で組む。
③目を閉じる。
————————- 実施 ————————-
④呼吸をする。
⑤呼吸をしたときに鼻から息を吸っている感覚、お腹が膨らんでいる感覚など、自分の体で感じる事に意識を集中する。
⑥しばらくすると、いろんな考えが浮かんでくるので、浮かんだら、⑤の呼吸に意識を戻す。これを繰り返す。
————————- 終了 ————————-
大体20分~30分ぐらいで効果があるので、それまで実施する。