MBTI

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こんな人向け

分析心理学のMBTIについて、知ってみたい、活用してみたい
人間の性格ってどんなものがあるの?という人。
性格の相性など

MBTIとは(ウィキペディアより)

MBTI(Myers–Briggs Type Indicator、マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標)は内省的な自己申告アンケートであり、人がその人自身の世界をどう認識し、物事の決定をしていくのかという点について心理的な選好を表すことを目的としている 。

MBTIはカール・ユングによって提案された概念理論に基づいて、キャサリン・クック・ブリッグスと彼女の娘イザベル・ブリッグス・マイヤーズが作り上げた。ユングは、4つの主要な心理学的機能である感覚、直観、感情、思考を用いて人は世界を経験しており、人の生涯のほぼすべてにおいて、これら4つの機能の内の1つの機能が支配的であると推測していた。

MBTIは正常集団のために構築されたものであり、自然に生じる差異の価値を強調している。「MBTIの根底にある仮定は、私たちは皆、自分の経験を解釈する方法に特定の選好を持っており、こうした選好が私たちの興味、ニーズ、価値観、動機づけの根底にあるということである」。

MBTI自体は完全な理論ではない

MBTIは、一般企業や民間企業では人気であるものの、科学的な心理測定の観点においては著しい不備がある。特に、次の4つの点が代表的なものである。1つ目は、測定対象を測定していない、予測力がない、一般化できる項目がないといった有効性の低さという点。2つ目は、同じ人物にも関わらず、異なる機会にMBTIを受験すると異なる結果が出てしまうという信頼性の低さの点。3つ目は、独立していないカテゴリーを測定しているという点(二分されている特性のいくつかは、互いに相関することが知られている)。4つ目は神経症傾向という人の特性が含まれていないため、人の性格において包括的なものではないといった点である。また、アメリカ心理学会が発行している『APA心理学大辞典』では、MBTIの項目で批判がされており、「心理学研究者の間ではほとんど信頼性がない」と記されている。なお、MBTIで使用されている4つの尺度は、より一般的に受け入れられているパーソナリティ理論の枠組みであるビッグファイブ性格特性の4つの特性とある程度は相関している。

MBTIって使えるの?

MBTI自体不完全な理論であるが、実際に性格診断をやってみると、かなり当たっていると思う人が多いと思います。

完全な理論ではないにしても、自分の性格を知る上で活用できるのには違いありません。

また、他人の性格についてもある程度は把握できるので知っておいて損はありません。

MBTI活用法

①MBTIを知って、自分の強みと、自分の弱みを把握する。

②MBTIを活用して、人間関係やマネジメントに活用する。

③性格により学習方法の違いがあることを知ろう。

16タイプに分類される性格

MBTIは、2つの心理的態度(外向性、内向性)と4つの心理機能(感覚・直観・感情、思考)のうち、最もよく使う心理機能と2番目によく使う心理機能で、知覚機能(感覚・直観)と判断機能(感情、思考)の掛け合わせにより、16タイプの性格に分類される。

16タイプは以下の表の通りになります。

直観型感覚型
NFNT型SJ型SP型
ENFJENTJESTJESTP
INFJINTJISTJISTP
ENFPENTPESFJESFP
INFPINTPISFJISFP

16タイプの名称には意味があり、4つのアルファベットで構成されます。

エネルギーの方向(E.外向/I.内向)
ものの見方 (S.感覚/N.直観)
判断の仕方 (T.思考/F.感情)
外界への接し方(J.判断的態度/P.知覚的態度)

自分の性格を知る為には、無料での診断サイトがあるので16Personalities無料性格診断ここでやってみるといいでしょう。

ちなみに、冒頭でも述べたように診断結果自体は完全ではないので、自分の性格の傾向が分かる程度に捉えてください。

16タイプの性格

詳細は別の記事にしますが、ざっくりした性格について紹介します。

ENFJ(主人公)

主人公型の人達は、天性の指導者で、情熱とカリスマ性に溢れています。全人口の約2%を占めていて、多くの場合、政治家やコーチ、教師として、人々が目標を達成し、世界に貢献できるよう手を差し伸べて励ましています。生まれながらに持つ自信で周りに影響を与え、自身の成長と地域社会の改善に向けて力を合わせるよう、人々を導くことに大きな誇りと喜びを感じています。

INFJ(提唱者)

提唱者型の人達は非常に希少で、その数は全人口のわずか1%未満ですが、それにもかかわらず、世界にその足跡を残しています。外交官であることから、生まれながらに理想主義者で道徳感覚がありますが、提唱者型の人達を際立たせているのは、付随する計画型の気質です。提唱者型の人達は、無味乾燥な理想を掲げる夢想家ではなく、具体的な措置を取りながら目標を達成し、前向きで永続的な影響を与える力の持ち主なのです。

ENFP(広報運動家)

広報運動家型の人達は、真の自由な精神の持ち主です。
盛り上げ役になることが多いですが、「探検家」とは異なり、その場限りの刺激や喜びそのものよりも、他人との交流や気持ちの繋がりを楽しむことに興味があります。全人口の7%を占めているので、その魅力的で自立心が強く、エネルギッシュで思いやりのある人柄は、どんな集団の中でも確実に見出せます。

INFP(仲介者)

仲介者型気質の人は、真の理想主義者で、極悪人や最悪の出来事の中にさえも、常にわずかな善を見い出し、物事をより良くするための方法を模索しています。落ち着きがあり控えめで、内気にさえも見られますが、内には激情と情熱があり、まさに光を放つ可能性を秘めています。全人口のわずか4%を占めているだけで、残念ながら、誤解されていると感じることが多いかもしれません。しかし、同じ考えを持つ人々を見つけて共に過ごす時、そこで感じる調和が、仲介者型にとって、喜びやインスピレーションの泉となるのです。

ENTJ(指揮官)

指揮官型の人達は、天性の指導者で、生まれ持ったカリスマ性や自信、権威を示しながら、共通の目標に向けて人々をひとつにまとめます。しかし、その他の道理型とは異なり、無情なほど合理的なことが多いのが特徴で、持ち前の意欲や強い意志、切れ味の良い頭脳を活かして、自分自身に課した目標はどんなものでも達成します。全人口のわずか3%を占めていますが、残りの人口の大半を占める、より気弱で繊細な性格タイプの人々が圧倒されないためには、これくらいの割合がちょうどよいのでしょう。とはいうものの、私たちが日頃当たり前のように目にしている企業や機関の多くがあるのは、指揮官型の人達のおかげなのです。

INTJ(建築家)

この上なく孤独、そして最も希少で戦略に長けている性格タイプのひとつで、建築家型の人達自身、これをすべて痛いほど感じています。全人口のわずか2%を占めていて、特に女性が珍しく、全人口のたった0.8%です。自分と同じ考えを持ち、その飽くなき知的追求心や、まるでチェス試合のような駆け引きについていける人を見つけるのに苦労することが多いのです。想像力が豊かな一方で決断力があり、野心に溢れている反面、引っ込み思案で、驚くほど好奇心がありますが、エネルギーを浪費しません。

ENTP(討論者)

討論者型の人達は、究極の悪魔の代弁者で、議論や信条を木端微塵にして、その切れ端を皆の目に届くよう風になびかせるといった過程を生きがいにしています。より意志の強い他の計画型とは異なり、討論者型の人達がこうするのは、より深い目的や戦略的目標を達成するためではなく、単純に楽しむためなのです。討論者型の人達ほど、精神がぶつかり合う過程を楽しむ人はいません。討論者型の人達にとって、これは、楽々と機転を働かせながら、これまで培ってきた幅広い知識と異なる考え同士を繋ぎ合わせられる能力を活かして、自分の主張を証明する訓練ができるチャンスなのです。

INTP(論理学者)

論理学者型の人はかなり珍しく、全人口のわずか3%を占めていますが、「平凡である」ことが何よりも惨めだと思う論理学者型の人達にとって、これは良いことです。持ち前の発明力や創造力、独特の視点や力強い知性を誇りにしています。哲学者や建築家、または空想好きの教師が多く、歴史の中で数々の科学的発見に関与してきました。

ESTJ(幹部)

幹部型の人達は、伝統と秩序の代理者で、善悪の分別や社会通念に関する自らの理解を活かして、家族や地域社会をひとつにまとめます。正直さや献身、尊厳を重視し、明確なアドバイスやガイダンスを重んじ、進んで困難な道を先導します。人々をひとつにすることに誇りを感じ、よく地域社会のまとめ役として、大切な地元の祝賀イベントや、家族や地域社会を繋ぐ伝統的価値の保護に向けて、懸命に皆をまとめています。

ISTJ(管理者)

管理者型の人達は、最も数が多いと言われていて、全人口の約13%を占めています。誠実さと実用的な論理の持ち主で、義務にはひたむきに取り組み、数多くの家庭や、法律事務所や規制機関、軍隊など、伝統や規則、規範を重んじる組織において、かけがえのない存在になっています。自分の行動には喜んで責任を取り、仕事に誇りを持っていて、目標に向けて作業する際は、時間とエネルギーを惜しみなく費やし、各関連業務を根気強く正確に完了させます。

ESFJ(領事官)

領事官型の人達は、人気があります(より適切な言葉が見つかりません)が、それもそのはずです。全人口の12%を占めていて、非常によく見かける性格タイプでもあるのですから。高校時代には、チアリーダーやクォーターバックとしてムードメーカーとなり、スポットライトを浴びながら、チームを勝利や名声へと導いていました。その後も引き続き、喜んで家族や友人を支えたり、交流の場を企画したりして、皆が笑顔でいられるよう懸命に気を配っています。

ISFJ(擁護者)

擁護者型の人達は、非常にユニークで、性格特性の多くが個々の気質を否定しています。道理型の気質があるにもかかわらず、素晴らしい分析力を持ち、内向型なのに、優れた対人能力があり他人と強い絆を築き、計画型であるにもかかわらず、変更や新しいアイデアをよく受け入れます。このように非常に多くの事柄があり、擁護者型は個々の部分の総和以上の力を発揮します。擁護者型の人達はこのようにして彼ら自身を定義付ける長所を活かしていまするのです。

ESTP(起業家)

起業家型の人達は、常に身近な人や物事に影響を与えます。パーティーの場では、グループからグループへと移動しながら、絶えず人々に囲まれているので、人の渦を探せばすぐに見つかります。率直で飾らないユーモアで、人々を笑わせて楽しませ、注目されるのが大好きです。観客の中から誰か1人、ステージに出るよう頼まれる場面があったら、自らステージに上がったり、内気な友人をステージに上がらせたりします。

理論や抽象概念、世界的な問題とその影響に関する糸口の見えない議論には、あまり興味がありません。持ち前の豊富な知性でエネルギッシュに会話を続けますが、実際にある物事について話したり、または、できたらそれを実際に出かけて体験したりすることを好みます。見る前に飛び込み、自分の過ちに対しては行く先々で修正し、何もしないでいることも、代替案や責任逃れのための布石を準備することもありません。

ISTP(巨匠)

巨匠型の人達は、自らの手や目で探索するのが大好きで、冷静な理性と旺盛な好奇心で周りの世界に触れて観察します。生まれながらの生産者で、次から次へと企画を移りながら、楽しむために便利な物や非日常品を作り、行く先々で環境から学びます。整備工や技術者が多く、手を汚しながら物を分解して再びひとつにまとめ、元よりも少しだけ良い物を作り上げることをこの上なく楽しみます。

ESFP(エンターテイナー)

歌やダンスに自然と割り込む人がいたら、それはエンターテイナー型です。エンターテイナー型の人達は、今この瞬間の刺激に夢中になり、他人にもそれを感じてほしいと願います。あらゆる性格タイプの中で、エンターテイナー型ほど他人を励ますために時間とエネルギーを惜しまず費やし、持ち前の魅力で圧倒しながら勇気づける人はいません。

ISFP(冒険家)

冒険家型の人達は真の芸術家ですが、外で風景画を描くといった典型的な芸術家のイメージに当てはまるとは限りません。確かにこうした芸術家も多くいて、その能力は十分にありますが、むしろ、持ち前の美的感覚やデザイン力、そして自分の選択や行動さえも活かして、社会的慣習の枠を押し広げます。美の表現や行動を試みながら、従来の期待を覆すことを楽しみ、たぶん、これまでに「私を型にはめないで!」と何度も言ったことがあるでしょう。

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