マインドフルネスとは、気づきである。
これだけ聞くと胡散臭い匂いがプンプンするが、実は普段からみんなマインドフルネスを体験している。
具体的に言うと、怒りで我を忘れている時や、何かに没頭している時にふと我に返る事がある。これがマインドフルネス(マインドフルネス状態)である。
マインドフルネス状態とは、怒りや集中状態の様に自分の考えが一つの方向を向いているときに、自分の状態を一歩外から客観的に観察している時の状態を言う。
怒りで我を忘れている状態や不安な感情で思考が止まらない状態を「自動操縦状態」と呼ぶが、この自動操縦状態になっている事に対する気づきを意図的に行う事が出来れば様々なメリットが享受できる。
マインドフルネスの効果
マインドフルネスを行う事により得られる効果はいくつもある。
以下がその例である。
- ・脳疲労が解消される
- ・ストレスが軽減される
- ・創造性が高まる
- ・集中力が高まる
- ・記憶力が高まる
- ・共感性が高まる
- ・眠りが深くなる
- ・感情が安定する
現代社会では様々なストレスに悩まされたり、怒りなどの感情で仕事が進まなくなる事が多々あります。
マインドフルネスをマスターする事がでこれらの状態を緩和する事が出来ます。
また、副産物として、IQが向上する事があります。
その効果は絶大で、最大20ポイントもIQが向上します。
マインドフルネスの効果で向上する、創造性、集中力、記憶力などがIQに関連する部分になります。
ちなみにIQが20ポイント向上すると、平均IQの人が東大生の平均IQと同じになると思えばその効果の大きさのわかるでしょう。
他にも、アンガーマネジメントにも有効に活用できる。
特にマネジメント層に居る方などは、アンガーマネジメントに有効である為、是非とも身に付ける事をお勧めする。
マインドフルネスのトレーニング
マインドフルネスのトレーニングとして有名なのが瞑想で、呼吸瞑想が一番分かりやすいトレーニング方法です。
呼吸瞑想の方法
椅子に座った状態で、目を閉じて呼吸する。
呼吸する際に、体に意識を向け呼吸する際に鼻を通った空気を感じたり、肺が膨らんでいるのを感じたりする。
暫くすると、雑念(自動的に何かを考えようとする)が浮かんでくるので、それを認識し、再び呼吸に意識を向ける。
この状態を繰り返す。
実は瞑想は結構大変で、初めて瞑想をする人は5分やるのも結構大変だと感じると思います。
このトレーニングを最低10分、30分も出来ると十分です。
ちなみに、瞑想をした後は、頭の中が非常にスッキリします。
朝に10分瞑想をするだけで、その日の仕事の成果が上がります。
瞑想の応用
瞑想とは、結局のところ、自分の雑念に気づく事のトレーニングである為、自分の体を動かしている時ならいつでも瞑想が可能である。
例えば、歩行中に雑念が出たら、足の裏に意識を戻すなど、いつでもトレーニングが可能になる。
普通に職場で瞑想をすると変な人に見られるので、応用瞑想で、ステルスに能力の向上を図るのが良いでしょう。
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